
小学生の女児5人に性的暴行を加えたなどとして、不同意性交致傷や児童買春・ポルノ禁止法違反の罪に問われた男(33)=東京都江戸川区=の裁判員裁判初公判が10月2日、千葉地裁(池田知史裁判長)であった。被告は「間違いありません」といずれの起訴内容も認めた。 検察側によると、被告はストレスを発散しようと、下校中の小学生女児を探して犯行に及んだ。被害に遭った5人の女児は7~11歳で、被告は「殺すよ」と脅すなどして、性的暴行を加えていた。このうち3人に対しては、その様子を動画撮影するなどしていた。
どのような人物なのか気になったので調べてみました。
目次
報道番組での顔画像

犯行に至った経緯
検察側によると、被告はストレスを発散しようと、下校中の小学生女児を探して犯行に及んだ。
被害に遭った5人の女児は7~11歳で、被告は「殺すよ」と脅すなどして、性的暴行を加えていた。
このうち3人に対しては、その様子を動画撮影するなどしていた。当時、被告は宅配サービスの配達員だったという。
弁護側は、起訴内容に争いはないとした上で「被告は、どの質問にも答えないことになっている」と述べた。加えて「結果の重さや被害者の気持ちだけでなく、それ以外の要素も考慮しなければいけない。公正な刑罰の検討を」と求めた。 起訴状などによると、被告は昨年4~10月、下校中の小学生の女児5人に対し、千葉県内のアパートや空き家の敷地内に連れ込んで性的暴行を加えたなどとされる。また、女性2人のスカートの下にスマートフォンを差し入れて下着を盗撮したとされる。
量刑はどの程度?
- 被害者5人(うち3人には動画撮影を行った)
- 小学生(7〜11歳)という極めて幼い年齢
- 「殺すよ」と脅すなど暴行を伴った強制性
- 配達員という立場を利用して対象を探すなど計画性がある可能性
- 複数の罪(強制性交等、わいせつ、撮影、盗撮等の併合)
これらを考慮すると、量刑としては有期懲役の上限近辺、または最悪の場合には無期懲役も十分あり得ると予想されます。
もう少し具体に言えば、以下のようなレンジが想定されます:
想定レベル | 量刑の目安 |
---|---|
比較的寛大な判断が働いた場合 | 10〜20年程度の有期刑 |
通常かつ重い事情あり | 20年以上、有期刑または無期懲役 |
最も厳しく判断された場合 | 無期懲役(刑事裁判所が「社会防衛上」「罪刑均衡上」極めて重いと判断) |